クレシタの挑戦 OQ-Naviでわかること(基本編)
このシリーズでは、クレシタそのものや、人事・組織づくり、個性についてなど幅広く社長にインタビューをしていきます。

今回は8回目になります。前回のインタビューはこちら

では今回はクレシタのメインツールの1つ、OQ-Naviについて伺っていきたいと思います。まずざっくりですが、OQ-Naviとはどんなものか教えていただけますか?

はい。OQ-NaviですがOは組織:オーガナイゼーションの頭文字。QはCQパーソナリティ診断のQと一緒で、クオーシェントですね。なので、組織の指数を出すというのがOQ-Naviです。
前回もお話しした通りで、グラフを組織図に並べるだけである程度俯瞰して見えるので便利なのですが、組織全体を見たいとなった時にはどうしても限界が来る時があります。
例えば従業員が100人以上になるとさすがに見づらい。なのでそれを解決するためにOQ-Naviが生まれました。


この図ですが、立方体の中に社員の個性データが分布しているものになります。CQパーソナリティ診断に関しては12項目でしたけど、OQ-Naviでは三軸で表しています。
縦軸が肯定/否定力、横軸が企画/推進力で奥行きが会話/交流力で、CQパーソナリティ診断から出た結果を三つの指数に再計算し、立方体の中にそれぞれ表しているというのがOQ-Naviの全容になります。

なるほど。確かに前回伺った時に個人個人を見れるということは理解できましたが、やはり何十人分、下手すると何百人分を照らし合わせるのは大変だとも考えていました。
そこでOQ-Naviを使うことで総合的に対象者が何百人いても見やすくしているんですね。

はい。おっしゃる通りです。

ありがとうございます。では、このOQ-Naviの指標である
肯定/否定力、企画/推進力、会話/交流力、それぞれ何を表しているのか教えていただけませんか?

はい。
縦軸の肯定/否定力はポジティブに捉えられるかどうか、もしくはシビアに見るかどうかという軸になっています。
横軸の企画/推進力は、自分で物事を考えてどんどん進めていきたいのか、誰かしら指示を受けてやっていきたいのか。
奥行きの会話/交流力は自分でコミュニケーションを取ることにそもそも前向きなのかどうか、逆に黙ったまま一人で黙々と作業をしたいのかという尺度になっています。

この立方体で見たときに右奥にいる人は基本的に営業タイプで何でもポジティブに考えるし、自分でどんどん進みたいし、コミュニケーションに難がないので、自分から人に会いに行くタイプの人になります。
逆に左手前になる人はすごく職人気質なイメージですね。
何かしら心配事があって、これもしないといけないよね。あれもしないといけないよねと緻密に物事を考えますし、与えられた使命を着実にこなすことに集中しますし、別に誰と話さなくても、誰とも交わらなくても、何も気にせず、ただ黙々と作業を進められるというタイプの人になります。

なるほど。ありがとうございます。
この立方体の分布は会社によって大きく変わるものですか?それとも大体同じようになるものなのでしょうか?

会社によって変わりますね。

では企業さんによっては受けた結果、全員がどこか一箇所にギュッと固まることもあり得ますか?

はい、おっしゃる通りです。

なるほど。面白いですね。ちなみに経営者の基準値は存在しますか?

ありませんね。前回も少しお話ししましたが、会社のフェーズや業界で適している経営者像は変わります。
伸び盛りのベンチャー企業であれば、保守的な人が社長をやってると成長を妨げますし、逆に失敗が許されない業界、例えば電力会社みたいなインフラですね。そういう会社の社長が、「まぁ多少危ないことしても何とかなるでしょ」というスタンスだと、いつか大事故につながるかもしれません。
なので社長としての絶対的な基準点や平均点はOQ-Naviではありません。

では、このキューブの中に表された人たちをその企業さんが理想とする形に対してどうかとクレシタさんで判断していくっていうことですかね。

はい、おっしゃる通りです。

なるほど。では今参考に見せていただいているデータがありますが、今現状ではどんな組織でどういう状態になっているのかの見解を教えて頂けますか?


はい、ありがとうございます。こちらは典型的な中小企業のグラフで特徴としては、見てわかる通り、右奥から左手前まで点在して、一点に集中していません。
これはこの会社が特に個性という観点で採用をしなかったので、結果的に多少バラバラになっているということです。
多様性と言えば聞こえはいいですが、中小企業だと扱いきれず、まとまりのない状態の会社も少なくありません。

この14番の方が社長です。4番と11番が赤く変わっているのは、OQ-Naviの機能の一つで個性的に相性がいい人の色が変わります。こうやって人を変えると赤い人も変わります。


おー。すごくわかりやすいですね。

はい。そして実は11番の方が社長の奥さんで4番は社長の妹さんです。
つまり、夫婦による個性の相性や血のつながりによる個性の類似性というのが綺麗に現れている図にもなっています。
中小企業あるあるで、ご家族の連携はしっかり取れている状況が見て取れます。
しかし、一方で他の社員との個性はかなり離れています。
これはこの業界が主な理由で、実はこの会社はものづくりのメーカーさんなんです。
なので、メーカーさんは先ほど言った職人気質の人が基本的に多く在籍されているので、左奥に人が固まりがち。
その証拠にこの1番の人を照準を合わせると、社内の半分以上の人が相性がいいと出てきます。

少し解説して頂いただけなのに、手に取るように社内の人間関係や雰囲気が理解できます。次回はぜひOQ-Naviから分かる詳細なことについて聞かせてください。