個性を生かした組織作りとは?クレシタの挑戦
このシリーズでは、クレシタそのものや、人事・組織づくり、個性についてなど幅広く社長にインタビューをしていきます。
こんにちは、クレシタ株式会社の代表取締役社長、山下です。よろしくお願いいたします。
今回はクレシタとはどんな会社なのか教えていただきたいと思います。さっそくですが、クレシタって何をする会社なんですか?
クレシタは個人と組織に自らの生かし方を知る機会を提供し、活かせる場を創造するということを掲げています。主にCQパーソナリティー診断という人の個性を明らかにするツール、そしてコーチングという二つの大きな手法を使って、組織を最適化して皆さんが働きやすい場を作っていく。そしてみんなが楽しくその個性を活かしながら生き生きと働ける職場を作っていくということをサポートしてますね。
組織の最適化のサポートというと、実際にはどんなことをされるんですか?
それにお答えする前に、そもそも「なぜ企業が組織の最適化をできていないのか?」に着目するとわかりやすいと思うんです。 会社員の経験がある人はよくわかると思いますが、今の日本の会社の多くがどうやって人事配置を決めているのかっていうと個人のスキルなんですよね。その社員が大学で学んできたこととか、社会人で学んできたこと、経験したことを中心に人事配置がなされています。ここで、自分自身に問いかけてみて欲しいんですけど、「あなたは本当にやりたいことだけを大学で、そして社会人として学んできましたか?」と伺うと、必ずしもそうではない人の方が多いと思います。別にそれやりたくないんだよなーとかなんか流れでそうなっちゃったんだよなーっていうものを、皆さん自分のキャリア・スキルの中心に置いてしまっているがために、必ずしもそれをやってる時に充実感とか達成感を味わえなかったり、なんなら苦手意識がある人たちが今の職場で自分のキャリアを積み上げているっていう現象が起きてしまっています。
結果的にスキルで人事配置を適正化すると、そういったミスマッチが発生してしまうので、人事の人たちが一生懸命に最適配置を実現しようとしても、従業員側からすれば別にこれやりたくないんだよなとかむしろ苦手なんだよなっていう形で組織構成がなされてしまい、会社側も働いている側もお互いに損をするような状態ができてしまっている。これが今の日本の現状というところですね。
確かに言われてみると、どこの会社でも誰にでも、よくあることなんじゃないかなと感じます。
これに対してクレシタは、個性や強みを明らかにするためCQパーソナリティー診断という診断ツールによって、その人がもともと持っていた強みとか、何が得意で何が苦手なのかといったものを明らかにするので、スキルではなく個性に基づいた人事配置の提案を行います。
個人のスキルと個性っていうのが必ずしも一致しないので、そのズレを認識していくところから始めると、それが組織を最適化することにつながっていくっていうことですか?
はい、そうなんです。だからこそ「組織を最適化するために社内全員の個性を活かせる会社にする」という組織改革の提案・サポートをするのがクレシタなんです。
なるほど。クレシタは従業員の個性を重視した組織改革の専門家ということなんですね。次回以降、さらに詳しく伺っていきたいと思います。本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
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