クレシタの挑戦 個性を最大限に生かすための組織最適化とマネジメント
このシリーズでは、クレシタそのものや、人事・組織づくり、個性についてなど幅広く社長にインタビューをしていきます。
今回は2回目になります。前回のインタビューはこちら
個人のスキルと個性が必ずしも一致しないので、そのズレを認識するところから始めると組織を最適化することに繋がるということですかね?
はい、そうです。
個性を組織に繋げるとなると、まとめるのが難しくなると思うんですけど、そのあたりはどう考えて動いてるんですか?
確かに一見難しく考えられるかもしれません。 しかし、皆さん心の中では「この仕事苦手だな」とか「このポジション辛いけど、そんなこと言ったら給料下げられちゃじゃないか」とか「部署移動させられてしまうのではないか」って、怖くて言えないっていうのが本音だと思うんですよね。だけど、第三者がそこに介入することによって従業員が「社長や人事は本気で私たちの強みを生かそうとしてくれている。みんなが働きやすいような場所にしようとしてくれている」と感じられ、信頼感も生まれます。
そこで本音ベースで話すことによって、例えば本当はリーダーをしたくないのにリーダーをしている人、逆にリーダーになりたくても年齢や経験が足りないという理由だけでリーダーをしていない人が必ず部署にいるので、そこをうまくポジションチェンジをしていく、もしくはまずはサブポジションを設けて、引き継ぎも兼ねながら少しずつポジションをずらしていくということをやっていきます。もちろんその際には様々な配慮をし、ポジションの最適化によって損をする人が極力出ないようにします。例えばポジションが変わっても給与水準は変えないよう人事制度を整えるということも弊社でサポートしていきますね。
人事部が社員・従業員の個性を把握できてないところが、組織を最適化する上での課題なんじゃないかっていうのがクレシタの考えということですね。確かにこの仕組みが実現できたら、働く側はすごくやりやすくなるだろうと感じました。
この多くの日本企業ができていないことを、クレシタで行える秘訣は何でしょうか?
特に中小企業では、人事部といえども実は中身は何でも屋さんの総務であったり、人事経験がない人がたまたま人事をしてるというのも日本では起こっています。つまり、そもそも人事が人事の専門知識・経験が全くないというのが一つ原因として挙げられます。そこでクレシタが人に関する知識/個性に関する知識/人事に関する知識を提供することで企業のサポートを行います。 さらに、クレシタは今までのクライアント様、約千人の個性のデータの蓄積があり、どうやったらそのキャリアをしっかり積み上げていけるのか、強みを生かせるのかを分析したデータがありますので、私たちが個性のスペシャリストとして個人へのキャリアプランの提示を含めたコンサルティングができるのが秘訣ですね。
なるほど。中小企業の人事部ではほとんどない専門知識と膨大な個性データの蓄積、そして個性の活かし方のノウハウを持っていることが秘訣なんですね。次回はクレシタが目指す未来について伺わせて頂きます。本日はありがとうございました。
ありがとうございました。