クレシタの挑戦 なぜ、クレシタはCQパーソナリティ診断を活用するのか?

このシリーズでは、クレシタそのものや、人事・組織づくり、個性についてなど幅広く社長にインタビューをしていきます。

今回は4回目になります。前回のインタビューはこちら

インタビュワー

今回はクレシタがメインツールとして活用している「CQパーソナリティ診断」について教えて頂きたいと思っています。

まず最初にざっくりした質問になりますが「CQパーソナリティ診断」とは何かを教えていただけますか?

山下真裕

分かりました。まず「CQパーソナリティ診断」のCQとは「コミュニケーションクォーシェント」の略で、要はコミュニケーションの力を指数化したものというのが「CQパーソナリティ診断」です。

コミュニケーションをなぜ数値化するのかですが、アドラー心理学で言われている通り人間の悩みの九割はコミュニケーションに帰結するというのが今の世の中の常識になっています。

なので、会社の中で起こっている問題を深掘りしていくと、最終的にはコミュニケーションの問題に行き当たることがほとんど。

・社長さんとNo.2がうまくいっていない

・チームの不和

・上手な採用ができてない

・人材育成ができない

これらは全てコミュニケーションの問題です。通常、他社ではもぐら叩きのように表面上の問題だけ取り組むことが多いのですが、それでは一生問題は無くなりません。

なので根本のコミュニケーション問題を解決しよう、というのがこのテストのコンセプトになっています。

そして弊社もそれが大切だと考えているので、このコミュニケーションを数値化するテストを軸にして、お客様の問題を根本的に解決するために活用しています。

インタビュワー

なるほど。確かに人間関係が原因で転職を考えるとか、働き方に苦労しているというお話はすごくよく聞くイメージがありますし、私自身も覚えがありますね。

では、具体的にはどのように診断を受けていくのでしょうか?

山下真裕

簡単なウェブテストを対象者にやっていただきます。

テストと聞くとものすごく重たいもののように感じて、例えば一時間や二時間拘束されてしまうみたいなことが結構他社ではありますが、弊社の場合はトータルでも10分かからないぐらいの簡単なものになっています。

問題数も108問で、かつ四択。非常に直感的に答えられる質問になってますので、受ける人の負担は少ないけれども、しっかり学術的な理論に基づいて作られているテストなので、精度高く診断が可能です。

インタビュワー

なるほど。ちなみにどんな質問がありますか?

山下真裕

基本的には日常の何気ない行動の質問になっています。

例えば

・よく大声で笑ったり泣いたりしてしまうことがありますか?

・世の中の新しい情報に興味がありますか?

・自分のプライベートのことをあなたは気軽に話せますか?

など難しい質問というよりは、直感的に答えられる質問で構成されています。

インタビュワー

なるほど。四択で真ん中の回答がないっていうのは結構はっきりとした回答と結果として出るんだなっていうふうに今イメージができました。今見せていただいたような順番で質問が行われていくんですか?

山下真裕

はい。基本的にはそうなんですけれども。、答えによっては設問が切り替わることもあります。

例えば、「あなたは非常にポジティブですか?」という質問が一番最初にきたとして、最後に近づいてきた時に、改めて「あなたはネガティブに物事を考えることが多いですか?」みたいな反転質問が来て、意図的にでも無意識的にでも何かしら嘘をついてないかなっていう確認の項目がランダムで入ることも。

なので非常に精度の高いテストになっています。

インタビュワー

なるほど。では、受ける人によって設問の順番とか文言とかが微妙に変わることがあるっていうことですか?

山下真裕

はい、そうなります。

インタビュワー

なるほど。すごく新しいテストだなと感じました。テストっていう割にはこう問題が変わるってちょっと不思議な感じがしますね。

山下真裕

これは今までの自己理解系のテストの問題点を解決するための施策になっています。本屋で就活生向けにWEBテスト対策の本が並べられているコーナーを見かけたことはありますか?

インタビュワー

ありますね。一区画埋まっているイメージです。

山下真裕

ですよね。要はたくさんの会社がそのテストを採用してしまったがために、その会社に受かるための対策本が作られてしまったということです。

つまり、同じテストを繰り返し使う仕様にしてしまうと、対策されてしまって、この会社に入るためならば、こういうふうにテストを答えていった方がいいというふうに攻略本が作られてしまい、全く意味をなさないテストになります。

その対策として、弊社のテストではそういった順番の入れ替えであったりとか、テストの設問の微妙なチェンジをして、万が一対策をされても、なるべく影響を与えないような配慮がなされています。

インタビュワー

なるほど。CQパーソナリティ診断を知ってる人がテストを受けたとしても、意図的に自分の結果をよく見せようだとか、そういうことができないような工夫がされてるということですね?

山下真裕

はい、おっしゃる通りです。

インタビュワー

ありがとうございます。では次回はこのCQパーソナリティで分かることをより具体的に教えて下さい。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です