クレシタの挑戦 組織の最適化を実現するためのツール

このシリーズでは、クレシタそのものや、人事・組織づくり、個性についてなど幅広く社長にインタビューをしていきます。

今回は3回目になります。前回のインタビューはこちら

インタビュワー

なるほど、実際の事例をもとにしたデータがあるからこそ、専門的な人事データの比較で、最適化のための最適解を探すことができるんですね。 ただ、個性ってすごくたくさんあると思いますが、その個性それぞれに対しての最適なポジションはどうやったら見つけられるんですか?

山下真裕

先ほど言っていたCQパーソナリティ診断OQ-Naviを活用して探していきます。

CQパーソナリティ診断ではリーダーに向いている人材とか、もしくはその逆、フォロワーとして大きな力を発揮できる人、もしくは職人気質で人と協力するのはあまり得意ではないけど、何か仕事を任せるとすごく高いクオリティでやってくれる人、もしくはその全く逆でチームでやることがめちゃくちゃ得意で誰かと一緒に何かをやらせるとものすごい力を発揮してくれる人など、大きく12系統に人の個性を分類します。

また、OQ-Naviは診断結果を三次元の立方体に出力するシステムで、社内人材の個性傾向を一目で把握することができます。この2つを活用することで、組織の問題点や伸びしろを一気に把握することが可能です。

もちろんクレシタはデータ活用のみでは終わりません。

CQパーソナリティ診断の結果を踏まえた上で1on1などを実施し、その人の個性だけでなく現状や家庭事情とかも含めて、その人の最適解をその会社内で実現するためにはどうすればいいのかという点も探ります。 そういう意味では科学と、すごくアナログチックで泥臭いところの二つによって最適化を実現できています。

インタビュワー

なるほど。確かにその両方からアプローチしていただくことで、実際にいろんなタイプの個性を拾い上げて、それぞれに合わせたポジションを把握できるっていうのはすごく納得感がありますし、それができることで本当に救われる人ってたくさんいるんじゃないかなと感じました。 ただ一方で、それだけの数のポジションや個性があったとしても、必ずしも会社の求めているポジションではないこともあると思いますが、それを会社の業務と組み合わせるところはどのように考えてらっしゃるんですか?

山下真裕

そこに関してはもちろんクライアント様の内情にもよるところはありますが、もし社内の人材で賄えない部署があれば積極的に採用をかけていくとか、もしくは昨今かなりブームが来てますけど、外注を活用する手段もありますので、社内の最適化だけにはこだわらず、トータルで「どうやったらクライアント様の会社が一番力が発揮できるのか」っていう視点で考えます。内部の戦力とそこにある個性を見極めた上で足りないものがあれば、それらを補う方法も提案させていただくっていう形になりますね。

インタビュワー

「この人にはこのポジション用意しなきゃいけない」みたいな社内の思惑とは分けて、客観的に最適な方法を提案していただけると幅広く考えることができそうですよね。

山下真裕

逆に同じポジションを求める人が飽和してしまった場合、例えばリーダー人材ばかりで飽和している状態では、結局同じような個性であっても、強弱でなんとなくポジションがずれたりするような覚えがチームビルディングとかチームに所属した人ならなんとなくわかると思います。リーダーの気質を持った人が何人か集まったとしても、やっぱりその中で気が強い人がよりリーダーシップを発揮し、逆に周りを俯瞰して見れるような人が自然とフォロワーの立ち位置になることがあるので、クレシタではそれを明確に「あなたはもちろんリーダーもできるんだけど、フォローもできますよね?」とか、逆に「あなたも抜群のリーダー型なので、もうこのままリーダーで行ってしまいましょう。」とか、ちょっと背中を押すような形ではっきりとポジション分けをしていく側面もあります。

さらに、中規模以上の会社では同じポジション・系統の人を多く採用してしまっているケースもあります。そういった会社では部署の数もたくさんある場合が多いので、より最適化された形でチームを分けるよう提案をさせていただきます。

インタビュワー

やはり機械で診断をする数値的なところだけじゃなく、その組み合わせまでをアナログで見られるからこそ、複数の個性の組み合わせによって、それぞれの最適解っていうのをしっかりと社内のポジションに合わせて提案し、組織の最適化が可能になっていくということですね。

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